物を減らすのも重要だけど行動を減らすことも考えませんか? 『人生を思い通りに操る片付けの心理法則』感想

 

 

人生を思い通りに操る 片づけの心理法則

人生を思い通りに操る 片づけの心理法則

 

 

今日取り扱うのはメンタリストDaiGoさんの『人生を思い通りに操る片付けの心理法則』です

 

皆さん普段の生活のなかで「今日のこの予定行かなければよかったなあ」とか「なんか一日無駄な事ばかりやってたな」とか1日の終わりに考えてしまうことはあるかとおもいます

 

スケジュールの断捨離を行って、これらの悩みをするためにどんな解決策があるのでしょうか?

 

それは日々のスケジュール帳に「評価」を記録することです

 

例えばこの本のなかでは

☆→期待以上の成果があった

〇→一応の成果があった

△→成果がなかった、やる必要なし

という評価方法を例に紹介されています。(これはあくまで一例なので、自分なりの評価方法を使っていただいて大丈夫です。ちなみに私は三色ボールペンを使って、「もっとこの予定の時間を増やしたい」と思ったら赤で、「まあこのままでもいいか」とおもったら青、「減らしてえ」と思ったらみどりで印をつけるようにしています)

そして予想と違ってあんまりだった、失敗したと評価した時は、その理由も記録しておくと良いそうです。そうすると後から見直してその時の失敗を避けられ、無駄な時間を減らすことができます。

 

筆者もこの方法を採用してみると、夕方以降の作業に△が続くことが分かりました

その理由を分析してみると、どうやら夕方以降に作業をしようとするとどうしても集中力が落ちてしまい、だらだらと時間を無駄にしてしまっていたようだ、ということが判明したので、最近は夕方五時以降は基本的には作業をしないようにしています

 

このように「どの予定は減らしていく出来だろうか」や「自分はどんな時間の使い方が最適なのだろうか」ということがだんだんと掴めてくるメソッドなので、予定表やスケジュール帳などに「予定の評価」を書きこんでみてください!

 

またこの本は、片付けの方法やその意義などを、科学的なアプローチで解説してくれている名著なので、「部屋の片づけが苦手だ」「無駄なものをつい買ってしまう」という悩みを抱えている方はぜひ読んでみてください!

 

ここまで読んでくださってありがとうございました!

『稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?』に学ぶお金との付き合い方

『稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?』

なかなか「長財布だからってそれ関係なくね?」と反感をもつ人が多いと思います(笑)

実はこの文章、一言で言うと「身に着けるものを良いものに変えていけば人生はよくなっていく」という主張なのです!

この記事を読んでくださっている人の中にも「いい服を着たらなんだか自信がついた」というような経験がある方がいらっしゃると思います

これは「ブランドを信仰しろ」ということではなく、「安いから買う、高いから買わない」という値段に振り回されるようなことでもなく、「長い間愛用できる良いものを買って、中途半端なものを何度も買い換えないようにしよう」という意味なのです。

例えば百均で買うイヤホンより、少しお高めのイヤホンの方が長持ちするし、音質も良いから愛が深まりますよね?

 

この考え方には「日々仕入れる情報の質を上げる」というものも含まれます。

受動的にだらだらとニュースを見たり、SNSをぼーっとしながら見る時間を減らして、美術の展覧会を見に行ったり、本屋や図書館に行ったりするなどして知の宝庫に触れ、インプットを変えていけば、必然的にアウトプットも好転していきます

まずは普段だらだら見てしまうSNSを使わない時間を設けることから始めてみませんか?(筆者は午前中スマホを使えない設定にしてからかなり生産性が向上しました。最初はつらいですが、本当に自分がやりたいことをやっていきたいと思っているひとはぜひやってみてください!)

 

またこの本では貯金をするための考え方もいくつか紹介されています

私が一番面白いなと思ったのは

今自分が払おうと思っているお金が「消費」なのか「投資」なのか「浪費」なのかを考える

というものです

消費は「価格=価値」となるもので食料品や日用品が基本的にはここに該当します

投資は「価格<価値」となるもので本を買ったり、勉強会、英会話に参加するなどが該当します

浪費は「価格>価値」となるもので、例えば憂さ晴らしの衝動買いがこれに該当します

もちろん消費も投資も浪費も全部生きていくうえで必要なものです。ストレス発散にお金を使いたくなるのはだれしも起こることです

 

しかし、お金を貯金するために必要なのは「お金に使われないようにすること」「できるだけ冷静にお金を使うこと」です

そのためにお会計を済ませる前に「この買い物は三タイプのうちどれに該当するのだろうか?」ということを少し考え、一旦頭を冷やして冷静になるというのが有効であるのです

筆者はこの方法をアレンジして、財布のなかに自分がほしいもの(私の場合はBOSEノイズキャンセリングヘッドホン)をメモした紙を用意しておいて、会計を済ませるまえにそのメモを見るようにしています

そうすると「今買おうとしているものを我慢すればこれに近づくけど、本当にこれは必要だろうか」と冷静になって考えられるのでかなりおすすめです

 

 

稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?

稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?

  • 作者:亀田 潤一郎
  • 発売日: 2010/12/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

自宅で勉強や仕事、副業に集中できない人におくる1冊とは? シングルタスク感想

 

 

自粛期間での在宅ワーク、勉強でなかなか集中できない、、、

ついスマホを触ってしまう、、、

などの悩みを抱えている人は多いと思います

 

そんな人にぜひとも読んでほしいのが、今回紹介するデボラ・ザックさんの『SINGLE TASK 一点集中術』という本です!

 

ところで1つ質問なのですが、

  • 勉強中にスマホを触っている
  • 音楽を聴きながら作業をしている
  • すぐに別の作業に切り替えてしまう
このようなやり方で仕事や勉強をしている人はいるでしょうか?
もしいたらぜひ今回の記事、もしくは紹介している本をぜひ読んでみてください
 
この本はどういった内容かというと「マルチタスク(ちょこちょことタスクを切り替えてしまう、同時に別の作業を行ってしまうこと)をやめてシングルタスクをやろう」というものです
 
人間は一度に1つの作業しかできず、作業を切り替えれば切り替えるほど生産性や能率が下がっていきます。つまり最もタスクを変えない人が最も生産性が高くなるわけです
 
よって作業中は、タスクを切り替えない、他のことに意識を持っていかれないようにすることが、今日からできる生産性向上のための取り組みであるといえます。
 
ではどのようにしてシングルタスク(いまここに集中すること、一度に1つの作業をすること)を実践していけばいいのか?
 
この記事では『SINGLE TASK 一点集中術』からいくつかその方法を紹介したいと思います。
 
まず一つ目、それは作業場にメモ帳を用意しておくことです
作業や勉強をしているときに、何かしらの考えや思い付きが頭の中に浮かぶことがあると思います。例えば「洗濯物干さないと」とか「LINE返してないや」など
もしその作業を行ってしまったり、意識が持っていかれるとマルチタスクになってしまいます。そこで活躍するのがメモ帳です。作業中に思いついたアイデアや仕事、用事などはすべてメモ帳にメモしましょう!そうすればその思い付きを忘れることも、集中力が削がれることもありません!
 
二つ目は、作業中スマホは通知を切ったうえで目の届かないところにしまっておくということで
いくつかの研究でスマホが目のつくところにあると、たとえ電源をきっていたとしても生産性が大きく下がってしまうと証明されています。まあそんなこと言われなくても体感としてスマホが集中できない大きな要因である、というのはよくわかると思います。スマホやSNSは、世界中の頭の良い人たちが私たちの時間と注意力を奪うためにいくつもの工夫が施された代物です。そのため、ただ通知を切っておくだけでなく、必ず目の見えないところにしまいましょう!
それだけでかなり集中力、そしてシングルタスクの向上につながると思います!
 
現代の世界には目を惹くもの、集中力を奪うものにあふれているため、集中力、特にシングルタスクを行うためのスキルは特に重要になっています。仕事や副業、勉強で成果を出したい人は、是非シングルタスクの勉強をしてみてください!
ここまで読んでくださってありがとうございました!